今年の『ビューティーワールド ジャパン』は、会場の東京ビッグサイトがオリンピック開催時にプレスセンターとなる準備工事のため、展示ホールが従来の東3-8ホールから西1-4ホール+アトリウムへ移動となり昨年の7割ほどの展示スペースに制限されました。しかしながら、ホールの回遊性を考慮し、さらには来場者にとっての従来の利便性を確保すべくエリアやゾーンのレイアウト再編などを実施。その結果日本国内からを中心に韓国、台湾、中国からのパビリオンをはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツなど11カ国・地域から551社・団体(国内:486、海外:65)が出展、国内外から70,512名の来場者が詰めかけ、日本最大の国際総合ビューティ見本市としての安定した存在感を示した開催となりました。
2019年 |
5月13日(月) | (晴れ) | 26,763名 | (29,177名) |
5月14日(火) | (曇時々雨) |
24,403名 | (27,209名) | |
5月15日(水) | (晴れ) | 19,346名 | (19,887名) | |
合計 | 70,512名 | (76,273名) |
「コスメティックゾーン」と「美容機器ゾーン」で構成される「プラチナエリア」は、商談を重視する出展者が配置され、アトリウムと西1ホールの一部で展開し、エステティックサロンオーナーを中心とした多くのVIP来場者が動員されました。サロン導入可能なヘア商材、備品、サービスや情報を提供する出展者で構成される「クリエイティブヘア」は西4ホールに設置され、理美容サロンを中心とした多くのサロンオーナーが詰めかけて熱心な商談が繰り広げられていました。西3ホールで開催された「東京ネイルフォーラム」も、いち早く技術情報やトレンド情報を得ようとする多くのネイリストや業界関係者で溢れました。その他のホールで展開された「コスメティック」、「スパ&ウェルネス」、「ダイエット&ヘルス」、「ビューティサプリメント」、「アイラッシュ」、「ビジネスサポート」、「アカデミック」、「小売・店販」の出展製品・サービスごとの計8つのゾーンでは、来場者から「目的の商材が探しやすい」、「自分の技術力アップのためのヒントが沢山あった」などと大好評を受け、新製品やトレンドに敏感な多くの来場者で賑わっていました。出展者からは、「使用ホールの変更で来場動員への影響を心配したが、相変わらずの集客力に驚いている。かえって来場者の質が高まったと思う。」や、「海外からの来場者がかなり増えた。ビジネス拡大の可能性が高くなった。」などの喜びのコメントも相次ぎました。
毎回大勢の聴講者が詰めかけるステージセミナーや好評の「ゼミ」(有料)、その他の各種セミナーも、今年は展示ホール内から東京ビッグサイト内の会議棟へ移動となりました。しかし、会議棟は西ホールからのアクセスも良好で、活気のある展示ホールを離れて落ち着いた雰囲気でセミナーに集中できる環境を聴講者に提供できる結果となりました。
最新テクニックからサロンオーナー向け経営術まで広範囲に網羅されたエステティックサロン向けの「エステティックステージ」は、3日間で計11本がプログラムされました。お馴染みの森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)、宇治原一成氏(ビューティコンサルタント)はもちろんのこと、今年の福岡開催で初登場して好評を博したエリカ・アンギャル氏(栄養コンサルタント)、今回初登場の尹 生花(インセイカ)氏(日本ホリスティックメディカルビューティ協会 理事長)などによるセミナーは軒並み満席となり、最新の情報や知識を得ようとする多くの来場者が熱心に耳を傾けました。理美容師、ネイリスト、そしてヘア及びネイルサロンオーナーを対象にした「ヘア&ネイルステージ」では、ヘアアレンジ、カット、カラー、パーマからネイルや経営術まで、来場者のサロンワークに直結する、従来になく幅広いテーマが網羅されました。絶大な人気を誇る新井唯夫氏(FÉERIE 代表)、中村トメ吉氏(OCEAN TOKYO 代表取締役)、また今回初登場の伊藤英彦氏(PEEK-A-BOO原宿 アートディレクター)のステージでは、客席数をはるかに超える数の聴講者が参加しました。また、昨年の『ビューティーワールド ジャパン』で日本初開催を果たし大変な好評を博した、女性バーバーによる選手権「The Barberella in Japan presented by BROSH」が、Julian氏(MR.BROTHERS CUT CLUB 原宿本店 店長)、川上昌博氏(BARBER SHOP APACHE代表)と本見本市の特別コラボレーション企画として再び開催され、5名の選ばれた女性バーバーたちがカット技術を競うコンテストに、聴講者たちは熱い視線を送っていました。
参加人数が限定され、講師の間近で技術やノウハウが習得できると大好評の「ゼミ」(有料)は、5月13日(月)には、今回初めて「インバウンドゼミ」と題し、数々のインバウンド事業を成功に導いてきた高橋由彦氏(オーエス 取締役)が、サロンが中国人顧客のニーズに沿った商品やサービスを提供し売り上げアップを図る実践的なノウハウを伝授しました。そして5月14日(火)・15日(水)にはお馴染みの宇治原一成氏(ビューティコンサルタント)による「宇治原ゼミ」、森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)によるプレミアム企画「森柾ゼミ」が実施されました。3日間にわたって3人の人気講師により実施された5本のゼミの会場は、新しい知識と技術の習得に熱心に耳を傾ける来場者で大きな賑わいを見せていました。その他、恒例の出展者プレゼンテーションや業界団体セミナー、ビジネスセミナーも、連日開催前に長蛇の列ができる程賑わっていました。
本年の『ビューティーワールド ジャパン』の写真は、以下よりダウンロードできますので、ご利用下さい;
https://bit.ly/2Q7Fzkq
次回『ビューティーワールド ジャパン』は、2020年4 月20日(月)-22日(水)に東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール+アトリウムにて開催されます。『ビューティーワールド ジャパン』 の最新情報は、以下にてご確認ください。
見本市公式ウェブサイト:www.beautyworldjapan.com
見本市公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/BeautyworldJapan1/
また、姉妹見本市の開催概要も併せてご確認ください。
『ビューティーワールド ジャパン ウエスト』
2019年10月7日(月)-9日(水) インテックス大阪 3・4・5号館+6号館B
『ビューティーワールド ジャパン 福岡』
2020年2月3日(月)-4日(火) 福岡国際センター
報道関係者からのお問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
プレス担当:柏木/加来
Tel. 03-3262-8453 Fax. 03-3262-8442
E-mail. press@japan.messefrankfurt.com
Web. www.jp.messefrankfurt.com
メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、自社で国際見本市会場を保有し、年間売上高約7億1,500万ユーロを誇る、世界でも有数の見本市主催会社です。世界中に30の拠点を持ち、全体で2,500人*を超える従業員が働くメッセフランクフルトは、グループのネットワークを活かして各国間で連携を取りながら、各地で産業を牽引する見本市を開催しています。見本市運営だけでなく、デジタル事業にも注力しているほか、会場の貸出から、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングまで、多角的に顧客企業のビジネスをサポートしています。メッセフランクフルトは、ドイツ・フランクフルトに本社を置き、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。
より詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com
*2018年暫定数値
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- 『ビューティーワールド ジャパン』西ホール+アトリウム(展示)と会議棟(セミナー)へ移動も、大盛況のうちに閉幕! (pdf, 602 KB)